花粉と腸の関係性

こんにちは!生産管理の原です。
今回は花粉についてお話させていただきます。
●花粉症とは
花粉症とは花粉を抗原とする季節性のアレルギー疾患のことです。
花粉症はくしゃみ、鼻水、鼻つまり、目のかゆみ、充血など辛い症状を引き起こします。
●花粉症の人はどのくらいいる?
日本人の4割が花粉症だといわれています。毎年、花粉症に悩む方も多いのではないでしょうか。
花粉症のなかでもスギ花粉症の人が多く、その割合は4割といわれています。
●花粉症の時期は?
日本人を悩ませるスギ花粉ですが、2~4月がピークとなります。
春が花粉のピークだといわれておりますが、花の種類によっては夏に花粉が飛散するものもあります。
そのため人によっては年中花粉に悩まされていることもあります。
●発症のメカニズム
飛散した花粉が体内に入るだけでは発症しません。
体内に花粉が侵入してくると、体では免疫が働いてそれを異物と認識し、この異物(抗原)に対する抗体がつくられます。
その後、同じ種類の花粉が体に入ることで、抗体が蓄積され、免疫系が過剰に反応することで発症します。
抗体がつくられた体内に必要以上の花粉が侵入することで花粉が溢れてしまう(免疫系が過剰に反応する)イメージです。
過剰な免疫反応が起こることでくしゃみや鼻水などの症状がでてくるようになります。
●花粉症の対策
では、どのように対策をすればよいのでしょうか。
薬やマスクで症状を緩和する方法もありますが花粉シーズンになる度、薬に頼ることになります。
根本的な解決にはなっていません。
実は、花粉症と腸には深い関係性があることがわかってきました。
花粉症の予防として免疫バランスを良好に保つことが大切です。腸内環境は体の免疫の7割を占めているため非常に重要です。既に花粉症を発症している人も腸内環境を整えることで免疫力が向上し、症状が緩和する可能性もあります。また、別の植物を原因とした花粉症を発症させないためにも免疫を高めておくと良いです。
実際に乳酸菌が花粉症の改善に役立つと研究結果が報告されているものもあります。
腸内環境は短い時間では改善しません。最低でも3カ月は続けることをおススメします。